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サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13 グループリーグ第5節 まとめ

サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は20日、
グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループEのシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)は5-2でノアシェラン(FC Nordsjaelland)を下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 ルイス・アドリアーノ(Luiz Adriano)がハットトリックを達成し、ウィリアン(Willian Borges da Silva)が2得点を挙げたシャフタールは、勝ち点を10に伸ばして16強入りを決めた。

 この結果、同日行われた試合でユベントス(Juventus)に0-3で敗れたチェルシー(Chelsea)がグループ3位に後退し、16強入りをかけて最終節に臨むことになった。

グループFのバレンシア(Valencia CF)とバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-1で引き分け、ともに決勝トーナメント進出を決めた。

 バイエルンは終盤のトマス・ミューラー(Thomas Muller)の得点で、10人のバレンシアに対し引き分けに持ち込んだ。

 グループFのもう1試合でリール(Lille OSC)が2-0でBATEボリソフ(BATE Borisov)に勝利していたため、
メスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)でのドローで勝ち点を10としたバレンシアとバイエルンが決勝トーナメント進出の道を開いた。

 一方、勝ち点6でグループ3位のBATEボリソフと同3で最下位のリールはともに16強進出の可能性が絶たれた。

 バレンシアは前半33分にアントニオ・バラガン(Antonio Barragan)が退場処分を受け、早い段階で10人となった。同20分にフランク・リベリ(Franck Ribery)に対するファウルでイエローカードを受けていたバラガンがダビド・アラバ(David Alaba)にスライディングを仕掛けると、ハワード・ウェブ(Howard Webb)主審はすぐさまレッドカードを提示した。

 試合も終盤を迎えた後半32分、バレンシアがソフィアン・フェグリ(Sofiane Feghouli)の得点で先制したものの、バイエルンも同37分にミューラーがしぶとく同点ゴールを決めた。

 ここ4シーズンで3度目となる決勝進出を目指すバイエルンはボール保持率で65パーセントと圧倒し、
シュート数でも17本とバレンシアの9本を大きく上回った。

 この結果、12月5日に行われるグループ最終節は消化試合となった。バイエルンは本拠地でBATEボリソフと、バレンシアは敵地でリールと対戦する。

グループGのFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)に勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 ゴール量産を続けるリオネル・メッシ(Lionel Messi)の活躍でFCバルセロナが勝利した一方、敗れたスパルタクはグループリーグ敗退が決まった。

 ダニエル・アルヴェス(Daniel Alves)の得点で先制したFCバルセロナは、その後メッシが前半に2得点を加え、グループ2位だったセルティック(Celtic)との差を広げた。同日ベンフィカ(Benfica)と対戦したセルティックは、残り2試合を連勝した上でFCバルセロナが取りこぼしをすれば、首位に浮上する可能性があった。

 FCバルセロナは前半16分、ルーズボールに走りこんだアルヴェスがペナルティーエリア端からシュートを決め容赦なく先制すると、その後も守備の甘いスパルタクを攻め立て、同27分にメッシがこの日の1得点目を決めた。アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)のシュートをGKが弾いたところに詰めたメッシは、苦手の右足でゴールを決めた。

 FCバルセロナはさらに同39分、ペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)の
スルーパスからスパルタクのDFライン背後の広大なスペースへ抜け出したメッシがキーパーをかわして得点を挙げ、3-0として前半のうちに試合を決めた。

 後半にペースを緩めたことでスパルタクにボールを握られる場面も多くなったFCバルセロナだが、質の高い攻撃陣は好機を作り続けた。

 11-12シーズンのチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2011-12)で史上初となる4度目の得点王に立ったメッシは、今シーズンもすでに5試合で5得点を挙げている。年間ゴール数も80に伸ばし、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のゲルト・ミュラー(Gerd Muller)氏が1972年に記録した年間最多得点の85に迫っている。

 またチャンピオンズリーグの通算得点記録では、ルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)氏の56得点に並び、71得点で首位のラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)に次ぐ2位タイとつけている。

グループHのマンチェスターU(イングランド)はアウェーのガラタサライ(トルコ)に若手中心のメンバーで臨み、
0-1で1次リーグ初黒星を喫した。後半9分、CKからイルマズにヘディングシュートを鮮やかに決められ、これが決勝点となった。マンチェスターUはすでに決勝トーナメント進出を決めている。なお左膝痛のMF香川真司は遠征に帯同していない。

 クルージ(ルーマニア)はホームでブラガ(ポルトガル)を、ルイ・ペドロのハットトリックで3-1で破った。
 勝ち点12の首位マンチェスターUに続き、ガラタサライとクルージが2勝1分け2敗の勝ち点7で並び、
1勝4敗の勝ち点3のブラガは敗退が決定した。
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